ちょっとご報告が遅れましたが、じつは10月8日(木)も大須演芸場に出かけておりました。
前回同様第1部、この日は前売券で入場。
開口一番のあと、チケットを買い替えて二階へ移動。旧大須のラスト本興行(1月27日)以来の二階席、やっぱりナイスビューでした。
(開口一番)柳家やなぎ 『松竹梅』
古池鱗林 講談『出世の白餅』
アンダーポイント 漫才
古今亭菊志ん 『百川』
~仲入り~
林家楽一 紙切り
月亭八方 『胴乱の幸助』
「大須の高座は45年ぶり」という八方師匠。初めて聞く大須体験談が興味深かったけど、マクラで前日のセ・リーグ最終戦(地元の中日が、阪神と3位争いをしていた広島に勝ったことで、阪神がクライマックスシリーズ進出が決定した)のことにふれた途端に場内から拍手。この日の客席はこっちの話題を待っていたみたい。
しかしこの日は古典落語モードの八方師匠、そちらの話題はサラッと流し、『胴乱の幸助』を35分近くみっちり。浄瑠璃のシーン、聴き入っちゃいました。堪能。
この日のお初は、旧大須組の鱗林さん、紙切りの林家楽一さん、開口一番のやなぎさん。演者数の関係で、3日の時と比べると全員持ち時間が5分程度長め。
キャリアの若い紙切りの芸人さんの高座って初めて見た(芸協の林家花さんの高座は見てないので)。堅い中にも漫談で笑いを取ったりしてて、ここから今後どう変わっていくのかすごく興味あります。頑張ってね。